2008年11月30日 (日)

到着日 東京の街に戻ってきて思うこと

長かった様な‥
短かった様な‥
今は自宅に着いて旅行の後片付けをしている。

まだすべてのことは頭の中で整理は付かないけれど、この旅行は本当に意義のあるものだったと思う。
と言うよりかは、本当に楽しかった。
勉強になったこと、人との出会い、心に残る風景などなど。
これらは、これからの生活をより良くしてくれるように思う。

それはそれとして、今日一日の観光のことも記しておかなくてはならない。

今朝は、この旅行最後(車中の目覚め最後)の朝を静岡県湖西市で迎えて、すぐに掛川市にあるねむの木学園の「ねむの木美術館」を目指した。

Saigono
(写真)最後の朝日

この美術館は藤森照信氏の設計の建築で、見学出来るものでは最も新しいものだと思う。

これは是非にとも見学したかったので、この旅行最後の訪問地としてここを選んだ。

茅野市で訪れた資料館の設計手法をさらに進化させた様な建築で、展示されている作品とともに心を暖めてくれる素晴らしい作品だった。

Nemunoki_2
(写真)ねむの木美術館 どんぐり

そして、静岡をあとにし富士山を眺めつつ東京を目指すこと5時間。
家に無事帰りつき今に至る。

まだまだ整理したいことはたくさんあるが今日はゆっくりと休もうと思う。

そして、明日は新しく得られた感覚を試すため町田の骨董市を訪れてみる。

それでこの旅行の全てを終えるということにしようと思う。

(到着日:静岡・東京)天気晴れ・走行距離8243㎞

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40日目 最高の建築を再び見学すること

愛知の道の駅「立見の里」で目覚めて、名物であるというレンコンのはさみ揚げを食べて名古屋を目指した。

名古屋は横目に見ながら犬山市の博物館「明治村」を目指した。

Tv_tower
(写真)名古屋テレビ塔

明治村は明治時代の建築を多く移築して展示している博物館で、その中にF・L・ライトの設計した旧帝国ホテルの一部分も移築されている。

こちらは明治の建築ではないが、その価値からただ取り壊されることを惜しんだ明治村のオーナーの意思で移築されたと聞いたことがある。

現代の建築とは一味違い、とても装飾的でありながら空間構成も素晴らしく学生時代に初めて見学したときにはそれまで見た中で最高の建築であると感じた。

そして、今、日本中を巡ってきてその足で再び明治村を訪れた。

それでも、やはり学生の頃に感じた素晴らしさは変わりなく感じられた。ただ、昔よりは冷静に見ることが出来たので少し印象が変わったことも確かだった。

何かに悩んだり行き詰まった様なときには再び訪れたい様な深く新しい感覚が芽生えた。

Teikokuh_2
(写真)明治村 旧帝国ホテル

その後は、愛知の陶芸である常滑焼を見に行こうと考えていたが、明治村で時間を使い過ぎたため、それは叶わなかった。

いよいよ明日は静岡を経由して、この長かった様な短かった様な旅行にも終わりを告げる。

(40日目:愛知県)天気晴れ・走行距離7976㎞


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2008年11月29日 (土)

39日目 伊勢ご参宮の際に虹が掛かること

体調はすっかり良くなって三重県はまず伊勢神宮を目指す。

伊勢神宮内宮までおよそ10㎞と離れていないところで、お天気雨に見舞われて空を見てみると虹が掛かっていた。
さすがに山形で見られたものよりは、小さかったが朝も早っかたのでこの虹を見た人は少ないかもしれない。
旅行も終盤に差し掛かって再び虹が見られたのは、旅行の安全な終了を約束された様な気がした。

Niji
(写真)虹

伊勢神宮は平日でありながら観光客で賑わっていて、参拝をすましてからの町歩きも楽しかった。

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(写真)伊勢神宮内宮鳥居

伊勢神宮近くのおかげ横町でお土産の日本酒と民芸品の竹籠を購入した。

おかげ横町の入口付近では人懐っこい猫がいて少し戯れることが出来た。

Cat
(写真)おかげ横町の猫

この旅行でも数々の動物と戯れてきたなあなんて考えながら、午後は鳥羽市の海の博物館を目指した。

この博物館は数々の建築賞を受賞した建築で建築もさることながら、海女文化や海の今を伝える展示も興味深くとても楽しめた。

Sea_hakubutsukan
(写真)海の博物館

せっかく海のことを勉強したので(?)牡蠣を食べようかと思い、昨日、腹痛を経験したにも関わらず近場の直売所で焼かきを食べた。

広島では牡蠣を食べる時間もなかったので大満足だった。

また、滅菌処理をしているということでお腹にも安心だった。

Yakigaki
(写真)焼かき(これで500円)

いよいよ、この旅行も愛知と静岡だけを残すところとなった。
愛知も静岡も訪れたことはあるので、さらっと見て回ることになりそうだが家路に着くまで気を引き締めていこうと思う。

(39日目:三重県)天気晴れ時々虹・走行距離7796㎞


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2008年11月28日 (金)

38日目 和歌山で少し苦しむこと

本州に渡ってから和歌山を目指す途中、突然の腹痛に襲われた。
何かを食べてあたったということではなさそうだが、しばらく腹痛を抱えながらの運転は大変だった。
なんとか大阪府までやってきたが、途中で神戸の夜景もろくに見られなかったのは残念だった。

そんな訳で、朝になっても少し不安があったため和歌山の観光はかなり規模を縮小した。

和歌山県は和歌山市を訪れた。
近畿地方の美術館巡りのパス、ぐるっとパスを持っていたので「和歌山県立近代美術館」を訪れてみた。
和歌山県立近代美術館は黒川紀章氏の設計で展示品は近代美術で絵画や彫刻が置かれていて、ざっと巡ってみた。

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(写真)和歌山県立近代美術館

隣接する博物館は展示入替期間のため見学出来なかったのは少し残念だった。

和歌山城を遠くに眺めながら和歌山は早々にあとにした。

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(写真)和歌山城

夕方には腹痛の不安は無くなったが、やはり体調管理は大切だと感じる一日だった。

(38日目:和歌山県)曇り時々雨・走行距離7579㎞


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2008年11月27日 (木)

37日目 芸術の溢れる島を渡ること

朝10時17分の船で高松港を出発する。
目的地は香川県の離島・直島である。

オリーブで有名な小豆島の方が一般的には知られているが、直島はその先の岡山県よりに浮いている。

そこには安藤忠雄氏設計の建築の中でもかなり有名な地中美術館をはじめ、芸術心に溢れる施設や作品で溢れていて文化的観光地・リゾート地となっている。

訪れてみたいと思ったことはあるが、船でなければ行けないということを知ってからは断念していた。
しかし、今回は四国から本州に渡る手段も兼ねることで訪問を実現することが出来た。

高松港を発って50分ほどで着く直島では、さっさくアート作品が迎えてくれる。

Nashima
(写真)草間彌生の作品

直島の日帰りモデルコースを参考にして、地中美術館・ベネッセハウスミュージアム・家プロジェクトと5時間ほどで見学した。

地中美術館(その名の通り建築物はほとんど地下に隠されている)は展示されている作品もさることながら、建築物さえも美術品にまで高めて完成させた地中美術館本体に圧倒された。
決して展示品も多くはないし建築自体もそれほど広大ではないが、作品にどっぷり浸れる展示空間と建築それ自体の空間を楽しむことでしっかり楽しめた。

Chichum
(写真)地中美術館
※全館写真撮影禁止のためエントランス写真

次はベネッセハウスミュージアム。
こちらも同じく安藤忠雄氏の設計であるが、地中美術館に比べると親しみやすいデザインで展示も現代アートが主なので楽しく見学できた。
しかし、このベネッセハウスは宿泊部門が付属しており(ホテルにミュージアムが付属してるとも言える)宿泊者でなくては、入館出来ないところも数多くあるので宿泊しなくては全てを楽しめたとは言い難いかもしれない。
とはいえ、高級リゾートホテルなのでそんな機会は訪れないだろうなと思った。

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(写真)ベネッセハウスミュージアム

そして最後は「家プロジェクト」。
ここまで来るとだいぶ親しみやすく、この「家プロジェクト」は直島の古民家一軒をまるごと使ってアート作品とするもので街のあちこちに点在する「家」を地図を見ながら巡るのが楽しかった。

地図を見ながら歩いていると街の人がすぐに道を教えてくれたりして、地域と一体になっている良いプロジェクトだなと思った。

なかでも、「南寺」の光を主題とした作品はすごく興味深く、誰もが是非一度は体験してほしいと思える作品だった。

急ぎ足ではあったが、アートが溢れる島「直島」の探検はこの旅行でもかなり良い体験だっだと思う。

そして宇野港に着く頃には日が暮れ始めていたが、次なる県和歌山へ向けて進路をとった。

Honshu
(写真)フェリーから本州宇野港

たったの四日間で巡った四国だったが、もう少しゆっくりと廻られたらもっと良いところを見つけられたんだろうなと少し残念に思う。現地の時間の過ごし方・ペースに合わせることはやっぱり大事だなと感じた。
それでも、やっぱり初めて訪れた地方なので楽しかった。
とくに香川県・高知県あたりはいつかまた訪れたいと思う。

(37日目:香川県直島)天気晴れ・走行距離7362㎞

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2008年11月26日 (水)

36日目 香川でうどん三昧になること

高知県から徳島県を経由して香川県を目指すルートで四国をひた走る。
四国といえばやはり八十八カ所参りで、車で走っていても黙々と歩くお遍路さんとすれ違う。
一言に八十八カ所参りと言っても、歩きで廻るのは大変なことだろうなと車で走ってみて初めて感る。

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(写真)眉山

徳島県では、眉山公園を訪れた。徳島市の市街を一望できるところで気持ちの良いところだった。
やはり徳島は阿波踊りの祭りの時期に訪れたら最高に楽しいだろうなと眉山に掲げてある情報などをみて思う。

その後は、香川県の中心地高松市を目指した。
香川ではさぬきうどんを食べることを楽しみにしていたので、昼時になるかならないかの時間にまずは一軒目。

そこでは釜揚げうどんを一杯食べる。

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(写真)釜揚げうどん「わらや」

午後は、丹下健三氏の有名公共建築香川県庁を訪れる。
香川県庁東館は今年で竣工から50周年を迎える建築で当時のモダニズム建築の結晶といった感じで素晴らしかった。

訪れた日の晩には開庁50周年の式典も行われた様だった。

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(写真)香川県庁東館

県庁見学後は再びうどんをと思い、県庁近くのセルフのうどんやで一玉食べる。こちらは讃岐うどんの噂通りのセルフスタイルで、うどんをお湯で温めるのは自分で行った。
初めての体験でなかなか面白くうどんもすごいコシで最高だった。

Chikusei
(写真)うどん屋竹清

夜は高松市近くの温浴施設付きの道の駅で眠ることにしたが、風呂に入る前に夕飯はもちろんうどんを食べた。

結局、一日でうどんを3杯食べてしまった。
しかし、どこで食べても美味しいので全く飽きなかった。

讃岐うどんは最高だと実感する一日だった。

(36日目:徳島県-香川県)天気晴れ・走行距離7117㎞

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2008年11月25日 (火)

35日目 坂本龍馬の歴史に触れること

高知県では有名な日曜朝市へ訪れるため、高知駅周辺へ早朝から駆けつけた。
この日は月曜日。
しかし、祭日なので何かしら市をやっているのではないかと期待していたが、そこはきっちりと月曜日定休だったので夢は叶わなかった。

気を取り直して桂浜は坂本龍馬記念館を訪れた。
公開コンペで選ばれたという、海に向かって張り出した赤と青の映える大胆なデザインが特徴の建築で展示品も坂本龍馬の歴史や人物に触れるとても興味深いもので楽しめた。

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(写真)坂本龍馬記念館

午後は全く趣きをかえて「やなせたかし記念館」すなわちアンパンマンミュージアムを訪れる。
建築的に面白そうなので訪れたのだが「やなせたかし記念館」に展示されていた外国人絵本作家の原画などはかなり楽しめた。
またこちらは入館しなかったが「アンパンマンミュージアム」は家族連れで賑わっていてとても良いところだと思った。

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(写真)やなせたかし記念館

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(写真)アンパンマンミュージアム・オブジェ

朝市がやっていなかったことと雨が降っていたことは残念であったが、やなせたかし記念館の近くの道の駅で念願のジャコ天を食べられたので良かった。

(35日目:高知県)天気雨・走行距離6984㎞

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2008年11月24日 (月)

34日目 建築鑑賞がきっかけとなること

瀬戸内しまなみ海道で海を島を渡りついで四国は愛媛県までやってきた。

この旅行もいよいよ残すところ一週間となり、なんだかもっと続けていたい様な、もう終わりにしたい様な不思議な感じだ。

それでもやっぱり一度、40日間と決めた以上は区切りをつけなくてはならないと思う。

四国も初めて訪れる地域だが、愛媛県松山には鑑賞したい建築も多く、観光の予定がたくさんあるので先を急いだ。

まずは、2007年に開館したばかりの「坂の上の雲ミュージアム」。
こちらは安藤忠雄氏設計の美術館で、司馬遼太郎の長編小説「坂の上の雲」が基本構想となって設立されたものである。

ビルの立ち並ぶ中で、一際大きな存在感を放っていて面白い建築であった。
また、展示も興味深いものが多く、「坂の上の雲」を手にとってみたい気持ちにさせられた。

Sakanoueno
(写真)坂の上の雲ミュージアム

午後からは、愛媛といったらと言うくらい有名な道後温泉を訪れる。
開湯3000年の歴史を持つという温泉地だが、なんといっても道後温泉・本館には驚かされた。

築100年以上を誇る本館だが、普通に温泉として入浴出来ることを知らなかった。

温泉に入浴して中の鑑賞もしたかったが、なんといっても今日は時間が足りない。
泣く泣く入浴は諦めて道後の温泉街を少し散策して道後温泉をあとにした。

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(写真)道後温泉・本館

そして、もう一つどうしても訪れたかった建築は「伊丹十三記念館」である。
この建物は映画監督伊丹十三の人となりを伝える記念館であり、設計は住宅作品を多く手掛ける建築家、中村好文さんである。
(なぜかこの建築家中村好文さんは”氏”と呼ぶより”さん”と呼んだ方がしっくるくるのだ。)
中村好文さんの建築は住宅作品が主であるため、建築の内部まで見学をしたことはなかったので記念館であるこの建築で初めてその内部空間を体験することが出来た。

やはり建築を身近に感じられる様な設計で、中村さん自身が考えたという展示方法もユニークですごく楽しめた。
また、伊丹十三氏のこともあまりよくは知らなかったが興味が持てて、旅行を終えたらいくつか本を読んでみようと思う。

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(写真)伊丹十三記念館

この旅行でも多くの美術館や記念館を鑑賞しているが、だいたいは建築鑑賞がきっかけである。

そんなこんなで、気になったことを記しているメモ帳にもたくさんの情報が集まっている。
記念館や美術館を訪れるまでは微塵も興味を持っていなかったことまでいっぱいである。

このメモ帳に記されていることは、旅行を終えたあとでも僕を末永く導いてくれると思う。
それを思うと、この旅行は終えてこそ本当の意味を持つのだろうなと思った。

その後は、愛媛の窯元「砥部焼の里」を訪れる。
特に購入はしなかったが磁器でありながら厚みのある器はデザインとして面白いものも多く、若い人たちも多く入ってきているそうなので、これから先もっと面白くなる窯かもしれないなと感じた。

そして、やはり愛媛と言えばみかんなので、砥部の坂で無人で売られていた傷物のみかん(と言ってもかなりきれい)を購入した。
すごく甘くて、20個くらい入っていたのに100円。さすがは愛媛県‥
明日からは毎日みかんが食べられるので嬉しい。

(34日目:愛媛県)天気晴れ・走行距離6765㎞

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2008年11月23日 (日)

33日目 訪れて初めて感じることが出来ること

昨日、関門橋を渡った後は山口県を走り抜けて一気に広島県へとやってきた。

山口方面から広島市へ向かっていたので、まずは厳島神社を訪れようと宮島行きのフェリー乗り場を訪れたが巷は三連休の初日ということもあってか、すごい渋滞で周辺の駐車場もすべて満車状態であった。

この旅行ではそんなに長く待ち時間には使えないので、きっといつか訪れることを誓いながら厳島神社は諦めて広島市街へと急いだ。

広島市に着いたときには昼時だったので、まずは広島風お好み焼きを食べて午後のために頭を働かせる様に。

午後からは平和記念公園とその周辺を訪れた。

原爆ドームは初めて自分の目で見たが、やはりその存在が物語るものには戦慄を覚えた。
何度か改修を行って、保存しているようであるが目の前にしなくては感じることの出来ない何かがある様に思えた。

Dome
(写真)原爆ドーム

その後、資料館を訪れ長崎のときと重複する部分もあったが、現実を伝える資料を隈無くみてまわる。

原爆死没者慰霊碑、追悼平和記念館でそれぞれ追悼の祈りをして公園をあとにする。


Kinenkan
(写真)広島原爆死没者追悼平和祈念館

帰りに原爆の子の像のあるところで折り鶴をみていると、海外からやって来たのか白人の少女が「PEACE」と描かれた千羽鶴を供え終えたところだった。

今度、訪れるときは自分も鶴を折って持って来ようかなと考えた。そうやって平和を望むことを日々、忘れないことが大事なんだろうなと思った。

やはり一度は訪れて、自分の身体・頭で感じなくてはいけないところだ。

Hiroshima

(33日目:広島県)天気晴れ・走行距離6452㎞

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2008年11月22日 (土)

32日目 うきは市吉井町で良き店に迎えれたこと

日向では朝早く目を覚まして、さっそく大分県は湯布院の方へ向かった。

大分は別府温泉や湯布院温泉など温泉が有名であるが、湯布院はどんなところか見てみたかったので短い時間ではあったが湯布院温泉街を散策した。

観光名所として最近は賑わっていて、土産屋・飲食店など洒落た店が多く並んでいた。
馬車が走っていたりと少し不思議な感じはしたがゆっくりと湯治に訪れるには良いところだろうなと感じた。

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(写真)湯布院駅

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(写真)馬車の馬

午後は福岡で九州最後の楽しみにとっておいた、うきは市吉井町を目指した。
湯布院をでたころから雲ゆきがあやしく、大分からひと山越えて福岡県に入ったころには大雨が降っていた。

吉井町は楽しみにしていたので、是非とも晴れの日に訪れたかったが‥
仕方ないなと半ば諦めかけていたとき、またしても幸運。

ちょうど吉井町に着く頃に雨はやんで、少し晴れ間が見えていた。
雨上がりの夕暮れどきと言った感じで白壁の町並みを残す吉井町はかえって趣き深く見えたくらいだった。

そんな中、念願だった吉井町の古道具屋「四月の魚」を訪れる。
病院だった(おそらく町医者のものだと思う)建物を改装したという店内には、古道具が絵を描く様に丁寧に美しく並べられていて商品の展示空間として素晴らしいものだった。

ここ「四月の魚」は都内からの観光客も増えているお店だが、やはりわざわざ訪れてよかったと思わせる空気感をもった素敵なお店だった。

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(写真)四月の魚:店舗

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(写真)四月の魚:入口

また、吉井町は他にも古民家を使ったギャラリーや喫茶店などが点在していて、その中でも製麺所の隣でうどんを出している「うどん屋 井戸」はすごく良かった。

店内の雰囲気も実に無駄のない良いお店で、隣の製麺所で作っているという、うどんの味にも一目惚れしてしまった。

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(写真)うどん屋 井戸

ほんの一週間前に関門橋を渡ってやって来た九州地方の観光もこれで終わりにして、同じく関門橋を渡って今度は本州に戻らなくてはならない。

初めて訪れた九州地方であるが、あたたかい人たちに迎えられてすごく楽しく旅行が出来たことは確かに僕の心に残った。

また近いうちに今度はゆっくりと訪れて見て廻りたいと思う。

夜間でライトアップされていて、来たときとは少し違う表情を見せる関門橋を渡りながら、九州で出会った人々みんなに感謝の思いを感じ、次の目的地を目指した。

(32日目:大分県-福岡県)天気曇り時々雨・走行距離6226㎞


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