32日目 うきは市吉井町で良き店に迎えれたこと
日向では朝早く目を覚まして、さっそく大分県は湯布院の方へ向かった。
大分は別府温泉や湯布院温泉など温泉が有名であるが、湯布院はどんなところか見てみたかったので短い時間ではあったが湯布院温泉街を散策した。
観光名所として最近は賑わっていて、土産屋・飲食店など洒落た店が多く並んでいた。
馬車が走っていたりと少し不思議な感じはしたがゆっくりと湯治に訪れるには良いところだろうなと感じた。
午後は福岡で九州最後の楽しみにとっておいた、うきは市吉井町を目指した。
湯布院をでたころから雲ゆきがあやしく、大分からひと山越えて福岡県に入ったころには大雨が降っていた。
吉井町は楽しみにしていたので、是非とも晴れの日に訪れたかったが‥
仕方ないなと半ば諦めかけていたとき、またしても幸運。
ちょうど吉井町に着く頃に雨はやんで、少し晴れ間が見えていた。
雨上がりの夕暮れどきと言った感じで白壁の町並みを残す吉井町はかえって趣き深く見えたくらいだった。
そんな中、念願だった吉井町の古道具屋「四月の魚」を訪れる。
病院だった(おそらく町医者のものだと思う)建物を改装したという店内には、古道具が絵を描く様に丁寧に美しく並べられていて商品の展示空間として素晴らしいものだった。
ここ「四月の魚」は都内からの観光客も増えているお店だが、やはりわざわざ訪れてよかったと思わせる空気感をもった素敵なお店だった。
また、吉井町は他にも古民家を使ったギャラリーや喫茶店などが点在していて、その中でも製麺所の隣でうどんを出している「うどん屋 井戸」はすごく良かった。
店内の雰囲気も実に無駄のない良いお店で、隣の製麺所で作っているという、うどんの味にも一目惚れしてしまった。
ほんの一週間前に関門橋を渡ってやって来た九州地方の観光もこれで終わりにして、同じく関門橋を渡って今度は本州に戻らなくてはならない。
初めて訪れた九州地方であるが、あたたかい人たちに迎えられてすごく楽しく旅行が出来たことは確かに僕の心に残った。
また近いうちに今度はゆっくりと訪れて見て廻りたいと思う。
夜間でライトアップされていて、来たときとは少し違う表情を見せる関門橋を渡りながら、九州で出会った人々みんなに感謝の思いを感じ、次の目的地を目指した。
(32日目:大分県-福岡県)天気曇り時々雨・走行距離6226㎞
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